30代の人で未経験の職種へ挑戦したいけど、年齢的に『難しいんじゃないか』『採用されないんじゃないか』など、マイナスなイメージしか出てこなくて諦めようとしてる人もいるのではないでしょうか。
確かに募集している企業は20代に比べれば少ないです。20代と応募が重なったら採用される確率も下がってしまうかもしれませんし、将来性を考えるととても勝てません。(´;ω;｀)
しかし、求人サイトを調べてみると『業界』や『職種』が”未経験の30代”でも応募している企業は数多くあり、経歴より人柄を重視している企業もあるんです。30代だって充分に挑戦することができるんです。
30代には、20代には無い社会人経験・知識の豊富さと、40代50代よりまだ体力があります。
私は30歳の時に転職活動を始めました。いくつか職種にしぼって10社近く面接をしてきたんです。その結果、7社から採用を頂きました。31歳の時に未経験の『製造業』へ転職を決めたんです。
ちなみに製造業は、全くのド素人で実務経験がある資格も持っていません。
そんな男でも採用してくれる企業があるということです。(^▽^)/
なので、未経験に挑戦しようか悩んでいる人。不安に思っている人。諦めないでください！
この記事では、未経験職種で挑戦したい！採用を勝ち取りたい！という人を後押しする内容を紹介しています。最後まで読んでもらえたらと思います。
採用を勝ち取るには『武器』が必要
一般的に30代の場合、未経験でも『即戦力』を期待されます。しかしここで言っている『即戦力』とは経験者のスキルに対抗できる、何らかの『武器』が必要ということなんです。
実務経験がないから、すぐに『戦力』にはなれません。ある程度の期間が必要です。
経験者に対抗できる『武器』を採用担当者にアピールしていくことで『採用』を勝ち取っていかなければいけません。
- 指導したことがある。「30代であれば後輩を教育した人もいるのでは」
- 効率的に仕事ができる。「計画を立てるのが得意・段取りがうまい」
- 手先が器用。「細かい作業が得意・黙々と仕事をするのが得意」
- 誰とでも仲良くなれる「コミュニケーション能力が高い」
『武器』見つけるためには、今までのキャリアや経験を整理する『キャリアの棚卸し』が必要です。見つけた武器を使ってアピールをしていけば、未経験の職種へ挑戦することは可能です。
『キャリアの棚卸し』ってどうやるの？って悩んでいる人。こちらの記事で『簡単にできる方法』を紹介していますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。↓
『武器』が無ければ姿勢をアピールする
中には『そんな武器なんて持っていない』という人もいるかもしれません。そんなときは『自ら進んで仕事に取り組む姿勢』をアピールしていきましょう。
- 自分から職場の環境に馴染んでいけるか
- 自分から進んで業務に取り組んでいけるのか
- 将来的に周りを引っ張っていけるのか
人柄重視で採用している企業もあります。『熱意』『覚悟』を会社にアピールすることで『会社に貢献してくれそうだ』と採用担当者に思ってもらえれば採用のチャンスがあります。武器を持っている人もアピールしていくことは大切ですよ！！
『後輩の教育』ぐらいしか武器はもっていなかったので、覚悟を持って仕事に取り組んでいく姿勢を前面にアピールしていきました。人柄重視の企業だったので『採用』してくれたと思っています。
資格は実務経験があるほうが良い
『CAD利用技術者試験を持っていますけど実務経験はありません。』『フォークリフトの免許持ってますけど実務経験はありません。』と言われた場合、私なら業務を頼むのか迷います。(´;ω;｀)
資格は持っているだけでなく実務経験があれば尚良しですね！！
選べる職種の幅も広がり企業へのアピールの材料にもなるので、資格はたくさんあるに越したこと無いです。
私は実務経験のある資格は何ひとつも持っていません。Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ
未経験の挑戦は業務を一から学べる
30代で実務経験のある会社に転職した場合、会社によっては、はじめから業務を任せられることもあるんです。・・以前の会社で実際にあったんです。
『経験者』と肩書きがあるだけで、一から業務を教えてくれないこともあるんですよね。
例えば、営業経験者で『売る商品』や『売り方』が違った場合、実務経験が活かせられないこともあるかもしれません。でも会社からは『経験者』として扱われます。
会社も『未経験』として雇っているので丁寧に一から教育をしてもらえます。
一から業務を学びたい人は『新しい職種』にチャレンジしてみても！
転職した回数よりも理由が大切
転職回数が多いと転職に不利になると言われています。確かに雇う側からしてみれば転職回数が多いと『すぐ辞めるんじゃないか』と思われてしまうことはしょうがないです。
私は転職の経験が3回あります。
最後の転職は31歳の時で、中小企業を中心に10社ほど面接をしました。その中で『転職回数』について悪い印象を持たれた会社はなかったんです。
企業は『転職回数』より『転職理由』を重要視している
『未経験職種に挑戦する理由』『自分の経験をどう活かせれるか』をきちんと採用担当者に印象付けられることができれば『転職回数』なんて関係ありません。
企業を選ぶ際のポイント
幹部候補を募集している企業を選ぶ
未経験の職種のため年収の減少は覚悟しなければいけません。そのためできるだけ早い期間で、前職の年収を超えていく『キャリアアップ』をしなければ転職をした意味がありません。
キャリアアップが望める企業を選ぶ上で『管理職候補』を募集している企業を探してみてください。
自分の頑張り次第で『管理職を目指せる』『年収をUPさせることができる』という目標ができるので、仕事へのモチベーションもあがる。
『幹部候補』を募集している企業に転職をしました。決め手は面接で『将来は管理者を目指してもらいたいのでイチからきっちりと教育していく』と言われたことです。
3年目で『ライン長』に昇格し、6年目で全体のラインをまとめる『リーダー』に昇格することができました。大変なことばかりでしたが『管理職になれる』という目標があったから頑張れたんですよね。給与も上がりますし。
中小企業を選ぶ
中小企業は未経験職種の募集をしているところが多いです。中小企業 = 経済の影響に左右され不安定とイメージされがちですが売り上げが好調な企業・安定している企業はたくさんあります。
キャリアアップを目指せる確率が高い「チャンスが多い」、人柄を重視している企業が多い。
社員数50名程の小さな製造業の会社に転職しました。コロナ禍で売り上げは落ちていますが、社員を減らすこともなく安定的に仕事は頂いています。
こちらの記事で中小企業について詳しく紹介していますので参考にして頂けたらと思います。↓
30代が活躍している企業を選ぶ
『30代が活躍中』『30代歓迎』と記載されている求人は30代を積極的に採用している企業の可能性が高いです。
教育や資格取得などのサポート体制がしっかりとしている企業が多い。
やはり、同年代の転職者の方『同志』がいた方がいいですよね。
職種を探す
転職サイトを利用
転職サイトはさまざまな『職種』『勤務地』『働き方』から求人を探すことができます。『未経験者歓迎』にチェックをいれておけば、未経験者でも募集している求人が表示されてきます。
「自分のペースで進めたい人」「いろんな企業の情報が知りたい人」「企業を比較したい人」
気になる求人があれば自分から『応募』できます。記事の後半でも紹介していますが気になった求人があればどんどん応募をしてみてください。
転職エージェントを利用
転職エージェントとは、登録をすることで担当のキャリアアドバイザーがついてくれ『求人の紹介』『スケジュール管理』『履歴書・職務経歴書の添削』『企業へ応募』『条件の交渉』などのサポートがすべて”無料”で受けられます。
「初めて転職する人」「転職活動をする時間がとれない人」「キャリアの棚卸しに自信が無い人」「職種がなかなか決まらない人」
職種や企業を知ることは大切です
未経験の職種に挑戦するにも、まずはその『職種』や『企業』について知らなければいけません。
気になった企業は面接に行く
気になった『職種』や『企業』を知るには直接行ってみるのが一番効果的です。仕事風景や環境などは、自分の目で見てみないとわかりません。求人の写真だけではピンとこないんですよね。
選考に通るのかは別として、気になった企業はどんどん応募をしてみてください。
企業や職種を知れるだけでなく”企業からみた自分の価値”も知ることができます。
こちらの記事で面接の経験を積むメリットを 詳しく紹介していますので参考にして頂けたらと思います。↓
面接のときに社内見学をさせてもらうことで『仕事内容』『職場環境』『雰囲気』など確認できるので尚良しです。(^▽^)/
まとめ
- 即戦力となる武器
- 取り組む姿勢
- 実務経験のある資格
上記をアピールすることで未経験でも採用を勝ち取れる確率が格段にアップします！
31歳で『キャリアに自信がなく』『これといった資格もない』私が、”覚悟”だけで未経験の製造業に採用してもらい無事に転職することができました。
また、6年経った今では『管理職』を務めることになり”キャリアアップ”にも成功でき”年収”も上げることができたんです。
未経験職だからといって特にアピールするところがないと思わずに、自身の社会人経験を振り返って30代ならではの武器をアピールしていきましょう！
では
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