
転職活動で気になった企業へ応募して面接をすることになったら可能な限り『社内見学』をさせてもらいましょう。
なぜって?
もし仮に『社内見学』をせずに面接だけして内定をもらったとします。いざその企業へ働くと思ったら、とても不安になりませんか?
私は『職場環境』『職場の雰囲気』『仕事内容』『働いている人』など、自分の目で見て確認することは重要だと思っています。
例えば、住む家をさがすとき『きれいな所か』『隣の方はどんな感じの人か』『周辺の地域はどんな感じか』など、ちゃんと自分の目で見て判断して決めませんか?
間取りだけ見て契約できますか?
企業も一緒です。やはり実際、自分の目で見て判断することは大切なんです。
企業によって『社内見学』をさせてもらえない場合もあるかもしれません。可能な限り面接の時にはをさせてもらえるようにお願いしてみましょう。
社内見学をするメリット
企業の比較や検討ができる
転職活動するうえで『自分が譲れるところ』『譲れないところ』は必ずあります。
自分の社会人経験をもとに『どこに目を向けたらいいのか』『どこを注意してみないといけないのか』など、今働いている職場、または以前働いていた職場の比較をすることができます。
自分が働いていることをイメージすることで『この職場でやっていけるのか』と判断つきやすくなります。
企業を比較するためにも、様々な企業へ面接に行きましょう!!
求人情報と合っているか確認できます
実際に求人情報に書いてあった内容と違っていることもあるんですよね。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
- 『アットホームな職場です』と記載してあったが、実際は社員が暗い。
- 『空調のきいた快適な職場です』と記載してあったが、一部のフロアだけだった。など
入社したあとに知っても遅いんです。
後悔してしまい、転職自体も失敗になります。
『空調がきいた職場』と記載されていたが、冬に面接へ行った企業で作業現場がめちゃくちゃ寒かったところがあります。
社内見学はいつお願いすればいいのか
事前に連絡をしておきましょう
面接後に社内見学をしてもらうためには、案内してもらう人の時間を調整してもらわないといけません。機密事項や企業秘密などを片づけたりする準備も必要になります。
面接前に事前にメールなどで連絡をしておきましょう。
事前に社内見学のお願いをしたら、ほとんどの企業は面接後に社内見学をさせてくれました。
社内見学の際に必ず見ておくポイント!

職場環境(5Sが行き届いているか)
5Sがされているかを確認することは、企業の仕事の質『品質』『効率』や、社員が安全に作業ができているのかを、知るうえで重要な部分になってきます。
5Sとは何なのかを、まず紹介していきますね。
- 整理(Seiri)
- 整頓(Seiton)
- 清掃(Seisou)
- 清潔(Seiketsu)
- しつけ(Shitsuke)
の最初のSをとったもので、組織で取り組んできれいにする活動です。
社内見学をするときは、ここをチェックしてください!!
整理整頓がされているか?
不要なモノが棚や端っこに置いてありませんか?『ホコリを被った段ボール箱』『使ってなさそうなモノ』『壊れた機器』など。
職場にあるものの所定の位置は決まっていますか?置き場所は明示されていますか?『備品』『機器』『掃除道具』など。
不要なモノが多く、整頓のルールが決まっていない職場では、業務で必要なモノを見つけるのが困難ですごく仕事がしにくい環境のはずです。
また思わぬ事故が起こる危険性が高い職場とも言えます。
清掃されてますか?清潔ですか?
『机』『作業場』『設備』『機器』など仕事するところはきれいですか?ゴミは落ちていませんか?
また『トイレ』 『手洗い場』『休憩所』『食堂』も清掃されていますか?
喫煙所があってきちんと分煙されているのかも大事なポイントです。
職場がキレイに清掃されているのかを確認することは大切です。
だって、働く職場はキレイなところがいいに決まっているじゃないですか。
職場が汚ければ健康にもよくありませんしね。もしかしたら掃除が出来ないくらい仕事や残業が多いブラック企業なのかもしれません。
また清掃は『機器や道具の点検やメンテナンスをする』ということも意味しています。合わせてチェックしてみて下さい。『壊れたかけた道具を使っている』 『壊れそうな音がする機械を動かしている』など。
教育されているか?
『整理』『整頓』『清掃』『清潔』がきちんと習慣づけされていますか?
使ったものはきちんと所定の場所に戻している。汚れたら掃除をしている。機器も点検されている『点検表を確認する(機器の近くにあります)』など。
習慣づけるための『教育』や『指導』がされている企業は、仕事もきちんと教育をしてくれる企業です。
5Sは快適な職場環境を知るうえで重要です
『5S』が行き届いている職場は、働く人にとってストレスが少なく快適な環境です。安全に作業できますしね。
また仕事に集中できますし、モチベーションも高まります。
職場の雰囲気

会社の社風
実際に働いている人達の働き方を確認をするのは重要です。
『1人で黙々と集中して仕事をしている職場』なのか。『コミュニケーションをとりながら賑やかに仕事する職場』なのかを、きちんと把握をしましょう。
自分は一人で集中して仕事をしたければ前者を、周りの人と協力しながらチーム制で仕事をしたい人なら後者のような社風で仕事をするのが合っています。
入社してから『思っていたのと違う』とならないためにも事前に把握をしておくことは大切なことです。
社員の雰囲気
実際に働いている社員の方の雰囲気を確認するのも重要です。
『顔色はいいかな』『疲れた顔はしていないかな』『怒っている人はいるのかな』『怖い人はいないかな』など、社員の方の雰囲気を確認することで良い企業なのか、あまりよくない企業なのかを判断する材料の一つとなります。
やっぱり『笑顔が多い』『雰囲気が明るい』『イキイキしている』人が多い職場がいいですよね。
社員の態度
社内見学をしていると必ず社員の方とすれ違ったり目が合ったりします。本来、社内見学は来客者の扱いです。
自分に対して社員の方は挨拶をしてくれるのでしょうか?『元気よく挨拶をしてくれる』『気持ちよく迎えてくれる』企業は、きちんと社員教育ができている良い企業といえます。
一方で、きちんと挨拶ができない方が多い企業は、入社した時きちんと仕事を教えてくれるのか?良好な人間関係が築けるのか?と不安になってきます。
社員の身だしなみやマナーがきちんとしているのかも確認しておきましょう。
元気よく挨拶してくれ、気持ちよく私を迎えてくれる企業がありました。現在その企業に勤めています。人間関係も良好に築けていますよ。
社内見学の注意点
大きな声で挨拶をしましょう
自分も社員の人に見られています。そのことを意識して社員の方とすれ違うときは、必ず大きな声で挨拶をしましょう。
メモは必ず取りましょう
メモ帳は必ず持参しましょう。
自分が気になった点や説明をしてもらっている内容や情報などをメモすることはとても大切です。細かく取っておかないと家に帰ってから振り返ることはできません。
また、メモを取る行為は企業へ興味があるとのアピールにも繋がってきます。
積極的に質問をしましょう
社内見学中、自分が気になった点は積極的に質問をしていきましょう。事前にいくつか質問事項を考えておくといいです。
質問をすることもメモを取る行為と同様に、企業へアピールできるポイントです。
まとめ

転職活動を成功させるために社内見学をすることはとても重要なことです。
自分がこの企業で働く事がイメージできるか、この企業で働きたいと思えるのかを確認することができます。
企業の事を正確に把握するため、ぜひ社内見学をお願いして下さい。
では
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