『ものづくりエンジニア』として働きたい!
将来『設計者』『開発者』を目指したい!
けど「未経験でも目指すことができるの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論は「目指すことができます!」
全くの未経験。その上「パソコンの操作も苦手」「精密機器なんて触ったこともない」「CADなんて論外」の私でも、数年後にはエンジニアの一員として働くことができました。
「技術者派遣」で働いたことで、目標であったエンジニアになれたんです。
この記事では、ものづくりエンジニアを目指す人に「技術者派遣」をおすすめする理由を紹介していきます。ぜひ参考にして頂けたらと思います。
未経験での採用は難しい
中途採用で、ものづくりエンジニアを募集している企業は『実務経験者』を募集しているところが多いです。『即戦力』を募集しているってことですね。
中には、中途採用でも「一から教育してくれる」企業もありますが見つけることは難しいです。
企業も一からエンジニアを育てようとする場合『新卒』を採用して育てようとします。未経験からものづくりエンジニアを目指せる企業を探すことは難しいんです。
未経験から目指すには「技術者派遣」がおすすめです
未経験からものづくりのエンジニアを目指す人におすすめするのが、アウトソーシング業界「技術者派遣」です。
おすすめする理由を紹介していきます。
教育制度が充実している
労働者派遣法が2015年9月30日に改正されたことで、人材派遣会社の許可の基準に『派遣労働者のキャリア形成支援制度を有すること』が付加されました。
なので、派遣会社はエンジニアを目指すために必要な教育や研修が充実しているんです。派遣会社によっては自社の研修センターがあったりします。
大手企業で働くことができる
私みたいに最終学歴が『高卒』の場合やキャリアがない人では大手企業で働くことはできません。しかし「技術者派遣」で働くことで、派遣ではありますが大手企業でも働くことができるんです。
大手企業でエンジニアとして必要なスキルや経験を学ぶことができます。
こちらの記事で、『アウトソーシング業界(技術者派遣)』をおすすめする理由を詳しく紹介しています。悪いイメージをもたれる業界ですが、いいところもたくさんあるんです!↓
「技術者派遣」でスキルを積んでからキャリアチェンジの道もあります
「技術者派遣」と聞いて悪いイメージを持たれる人もいます。なので「派遣」でずっと働かなくても、『経験』や『実績』を積んでから正社員を目指す『キャリアチェンジ』といった道もあるんです。
私が勤めていた派遣会社でも『キャリアチェンジ』された人はたくさんいました。
技術者派遣から『ものづくりエンジニア』を目指すには
私は全くの未経験からスタートしてエンジニアとして働くことができました。
10年間「技術者派遣」で働いた私の経験をもとにものづくりエンジニアになるための道のりを紹介していきます!
試験評価で、製品や構造の知識を得る
エンジニアの経験が全くない私は、初め製品の基礎を学ぶためにエンジニアでは下流工程と呼ばれる『試験評価』に配属されたんです。
試験評価では、製品の構造や名称の知識の他にも『試験条件』『試験方法』『試験データの確認方法』『合否判定』といった、設計者として知っておかなければいけない知識を学ぶことができました。
また、精密機器や工作機器といったツールも使えるようになり、パソコンのスキルも上がって個人としてもスキルアップできたんです。
設計者に必要なスキルを学習をする
私が勤めていた派遣会社では週末に研修を開いていました。先輩社員の方が『エンジニアに必要なスキル』を教えてくれたんです。『CAD講習』『図面の書き方』『機械工学』『電気工学』など。
週末に「勉強するの?」「会社に行くの?」って思う人もいるかもしれませんが、普通だったらお金を払って学ぶことを無料で教えてくれるんですよ!
自分で調べて勉強するにも限界がありますよね?分からないことや学びたいことを目標としている『設計者』の人から学べる機会があったんで私は積極的に参加してました。
『設計者』は覚えることがたくさんあります。設計者を目指しているのであれば、スキルアップ「自己投資」のために学習することは欠かさないでくださいね。
設計・開発業務に携わることになった
3年目から念願の『設計』業務に就くことができました。
初めは派遣先の社員さんの下で勉強しました。図面を作成したり、試作品を作ったり、試験の結果をまとめたりと、サポートする業務をしていきます。
技術者派遣は「サポート業務しかやらせてもらえない」「担当を任せてもらえない」といった不安があって、技術者派遣を選ばれない人がいますが、派遣先の企業によって異なることは事実です。
しかし、スキルがあれば担当を任せてもらえる企業もあるんです。
私の派遣先の企業は派遣社員でも担当を任せてもらえる会社でした。
試験評価の経験は『武器』になる
派遣先の社員さんは試験評価の知識はありますが『経験』はありません。なので試験方法や機器使い方を知らないんです。なので試験評価の経験があることは『武器』となるんです。
「こういう評価をしたいんだけどなにかいい方法ありませんか?」「これを測定したいんだけど教えて欲しいです」など社員さんがアドバイスを求めてくることが多かったです。
未経験者からエンジニアを目指すには時間がかかる
ものづくりのエンジニアは、すぐになれるものではありません。
『機械工学』『電気・電子回路』『分析や解析』『CAD』など多くの知識が必要になってくるからです。
また、設計する製品の「知識」「構造」「SPEC(性能・仕様)」「試験方法」など学ぶことはたくさんあります。
まずは「製品評価」で経験を積もう
未経験からモノづくりエンジニアを目指すために、まずは下流工程で製品の構造、また『設計者』になるための知識を基礎から学ぶことが時間はかかってしまうと思いますが”一番の近道”となります。
ものづくりエンジニアに向いている人
未経験者でも以下の項目に当てはまる人であれば、ものづくりエンジニアになれる可能性はグッと上がります!
ものづくりが好き
大前提として、ものづくりが好きでなければいけません。自分が設計した製品が完成すること世の中で役に立つことにやりがいを感じる人は向いています。
好奇心が旺盛
好奇心が強い人も向いています。
- この機械はどうやって動いているんだろう。
- この構造はなんでこうなっているのか。
- ここを改善したらもっとよくならないか
といった視点で製品に向き合える人は、未経験であってもエンジニアとして働くことができるはず。
コツコツ作業することができる
設計・開発業務において、テストや試作を繰り返すこと、上司や顧客の指摘に応え同じ作業を何回も繰り返し行うことが多い仕事です。
また、テストした際の『問題』や『エラー』『トラブル』に遭遇した時に諦めないで解決の糸口を探し続ける必要があります。なので、コツコツ作業をすることが苦にならない人は向いています。
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未経験者だった私でもエンジニアになれたので大丈夫!
未経験だけど『ものづくりエンジニア』を目指したい人。
「技術者派遣」で働くことで、私みたいに未経験でも『ものづくりエンジニア』になれることができるんです。
なので、未経験から目指す人には「技術者派遣」で働くことをおすすめしています。
ものづくりエンジニアを目指して転職活動している人!
ぜひアウトソーシング業界「技術者派遣」候補に探してみてください。
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