あなたはなぜ転職するのですか?
こう聞かれたとき、あなたは何と答えますか?『上司が嫌なんです』『給料が安くて生活ができません』『会社が評価してくれません』と消極的な意見が多いはず。
でも、よく考えてみてください。
『不平』や『不満』だけの理由で転職しようとしてもうまくいきません。
山を登るには地図が必要です。地図が無ければ道に迷ってしまいます。
この地図が『やりたいこと』です。『転職』という険しい山頂を目指して、登りきるためには地図『やりたいこと』が必要になってきます。
なので『あなたはなぜ転職するのですか?』ではなく『あなたは転職でなにがしたいのか?』を考えてみましょう。(^▽^)/
『自分のやりたい仕事がわからない』という人にとって、自己分析は絶対に必要!!
自己分析がしっかりとできれば、転職に成功する可能性もグッと上がってきますよ。
この記事では、自己分析の方法を紹介していきます。
ぜひ参考にして下さい!!
なぜ自己分析するの?
自己分析をすることで『自分の強み』を知り、『自分の強みが活かせられる仕事選びができる』ことに繋がってきます。結果、転職に成功できる可能性が高くなります。
『好きな仕事』=『得意な仕事』とは限りません。自己分析することによって候補に入れていなかった仕事も、選択肢の一つになってくることも。
自己分析を始めましょう
自分を知るために自己分析の仕方を紹介していきます。
私は〇〇です。と書いていく
簡単な自己分析の方法として、『私は〇〇です。』と自己紹介していきます。
書きだしてみると自分自身、肯定的なのか否定的な表現が多いのか分かってきます。もし否定的な表現が多い人はマイナス思考の強いので、自分を変えてみるいい機会かもしれません。(^▽^)/
チェック表も参考にしてみてください。↓
キャリアの棚卸しをする
まずは、『キャリアの棚卸し』をしていきましょう。
『キャリアの棚卸し』とは、自分の社会人経験を振り返り、携わってきた仕事や経験してきたことを細かく書きだしていく作業です。
どんな仕事にも、目的があり、過程があり、結果があります。『やってきたこと』『やりたくなかったこと』『うまくいったこと』『失敗したこと』『やりたかったけどできなかったこと』を紙に書いていきます。
なぜ、そうなったのかを考える
『やりたくなかったこと』『失敗したこと』の原因として、嫌々だったので逃げ腰だったとか、できればやらずに済まそうとしていたなどがあるでしょう。反対に好きなこと、得意なことは上手くいったでしょうし、積極的にかかわってきたはず。
こうして、自分が何を得意として、何をする時が楽しいのかを見つけ出していくんです。
反対に自分の弱点や短所も認めなければいけません。自分の弱点を知ることも大事なこと!
キャリアの棚卸しのやり方
まず、紙とペンを用意しましょう。
今までのキャリアを時系列で整理する
今までのキャリアを書き出していきます。『会社名』『所属・役職』『仕事内容』『仕事の成果』『必要な知識やスキル』を書いていきましょう。
仕事していくと『仕事の内容』や『仕事の質』など、大きな変わり目が起きてくるものです。仕事の変わり目ごとに区分をしていきます。
整理するとき、いきなり過去にさかのぼって振り返ろうとすると思い出すだけで時間がかかってしまいます。まずは、現在の一日の仕事を振り返ることから始めましょう。自分が今やっている業務、1日の行動を書き出していきます。思い出せることは何でも書いていってください。
自分は仕事で何ができるか考える
自分がこれまで行ってきた業務で、得た知識やスキルで何が出来るのかを考えます。
スキルや知識に対し『好きか』『嫌いか』を考える
必要な知識やスキルを書き出して、あなた自身が『今後も続けていきたい』『やっていきたい』『もっと知識やスキルを学んでいきたい』『伸ばしていきたい』と思えるものをチェックしていきます。
『得意』だから選ぶのではなく、『やっていきたい』『もっとスキルをつけたい』と思えるものを選んでくださいね。
自分の強み・弱みを整理する
自分の強み・弱みを書き出していきます。仕事に限らず日常生活で自分が『周の人と普段どう関わっているのか』『こういう時はどんな行動をとっているか』『困難に遭遇したらどう対処しているか』感情をどうコントロールしているのかも考えて整理してみるのもいいです。
自分の強みや弱みを整理して『才能』や『技量』を見つけ出していきましょう!
また自分が『ここを克服したい』と出てきたことも書き出しておくといいですよ。
体が丈夫な所でも大丈夫!
若い人は、キャリアや技能はまだないのかもしれません。なので『体が健康であること』『体が丈夫なこと』でも大丈夫です。
ちなみに私は『誰にでも素直に教えを乞うことができる』って書いてました。
第三者の意見も聞いてみましょう
自分のことは自分が一番よくわかっていると思っていても、実際は違ったりします。全然違った印象や特性をもたれたりすることがあるんです。
なので、家族や知人に『私はどんな人間だと思う』と聞いてみてください。ちょっと恥ずかしいと思いますけど。(´;ω;`)
客観的な立場からアドバイスをもらうことで、自分では気付いていなかった自分自身の一面を知ることできるかもしれません。(^▽^)/
転職エージェントを利用することで、自分の強みやキャリアプランなどプロのキャリアアドバイザーからアドバイスをしてもらえます。
自己分析すると、こんなメリットが
自己分析をすることで、こんなメリットがあります。
『職務経歴書』『履歴書』作成がスムーズにできます。
仕事の内容と強みを言語化することで、面接の自己PRに活かせられます。
例えば『5名いるチームでリーダーを務めた』『周りの意見を素直に聞ける』であれば『協調性を大切にしながら周りを引っ張りながら仕事ができます。』と主張できます。
自己分析の結果を元に転職活動を進めていきましょう。
まとめ
自分自身と向き合うのは、簡単なことではありません。
この記事で紹介した手順やポイントを参考に、焦らず時間をかけて進めてみて下さい。
地図『やりたいこと』を手に入れてしまえば、転職活動の始まりです。
山頂を目指していきましょう!!
では
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